`

できもの(ほくろ・いぼ・粉瘤・脂肪腫など)

ほくろは皮膚の良性腫瘍ですので、基本的には放っておいても問題がないことが多いのですが、紫外線や摩擦などの刺激を受けて大きくなることがあるため、見た目上で気になる部位に関しては早めの除去が望まれます。

また、ほくろのように見えても実は悪性腫瘍(皮膚がん)や、今は良性でもいずれ悪性になる恐れのあるもの(前がん病変)が混ざっているいることがあり注意が必要です。特に顔や手の甲などの露光部(日光にさらされやすい部位)や、手の平、足の裏といった日常的に刺激を受けやすい部位のほくろは早めの切除をお勧めします。見た目でわかりにくい場合、当クリニックではダーモスコープという拡大鏡を用いた検査や、生検(試験的切除)を行っております。

ほくろの治療方法には切除手術とレーザーによる除去があり、いずれも局所麻酔で行います。

切除手術の場合は保険適用、レーザー治療の場合は保険適用外となります。検査の結果、悪性が疑われる場合は、全身検索や拡大切除、切除後の再建手術が必要になることがあり、状況に応じ大病院へ紹介させていただきます。

ほくろ

それぞれの治療法による違い

麻酔 抜糸 洗顔 入浴 治療回数 保険適用
切除手術注射あり(1週間程度)2日後~当日可1回適用可
レーザー治療注射or
麻酔テープ
なし当日可当日可1回~2回適用外

いぼ

「イボ」と一般的に呼ばれるものとしては、尋常性疣贅(HPVウイルス感染)と脂漏性角化症(老人性疣贅)が代表的なものとなります。尋常性疣贅は小学生くらいのお子さんの手足や顔によくみられ、HPVウイルス(イボウイルス)に感染することで発症します。放置していても中高生くらいになると自然治癒することがありますが、イボを掻くことでからだの他の部位にうつる可能性がありますので、早めの治療が望まれます。脂漏性角化症は40代以降の方の顔・首・体幹部に多発しやすいですが、掻いてもうつることはありません。

それぞれの治療法による違い

麻酔 抜糸 洗顔 入浴 治療回数 保険適用
冷凍凝固法不要なし当日可当日可5~10回適用可
切除手術注射あり(1週間程度)2日後~当日可1回適用可
レーザー治療注射or
麻酔テープ
なし当日可当日可1回適用外

粉瘤(アテローマ)

粉瘤は、アテローマとも呼ばれる良性の皮下腫瘍です。外来診療で最もよく見かける皮膚のできものの一つで、巷では「脂肪のかたまり」などと言われます。実際には脂肪ではなく、古くなった老廃物(皮脂や角質)が袋の中に入っているできものです。

数か月~数年間かけて成長していくので、その中に溜まった老廃物がくさい臭いを発することがあります。
できもの自体に痛みなどの症状がないため、放置されることも多いのですが、当クリニックでは発見次第切除することをお勧めいたします。

その理由は、粉瘤は自然治癒することがなく、長年放置している間に細菌が入り込むと、膿んでしまうことがあるからです。
そして、膿んでしまった粉瘤自体を切除することは難しく、その場合は一旦切開して膿を出し、その後、腫れが引くのを待ってから袋ごと切除することになります。(2回の手術が必要になってしまいます)

粉瘤の治療法はただ一つ、手術しかありません。
切除する時期が早ければ早いほど、術後の傷跡も小さく済み、なにより1回でとりきることができます。
術後は当日からシャワーが可能で、2日後からは創部を濡らしても大丈夫です。7~10日目に抜糸が必要となります。保険適用となります。

脂肪腫

脂肪腫は、おでこ・頭・肩・背中などによくできる、皮下脂肪のできもので、良性腫瘍です。無症状であることが多いため放置されやすく、長い年月をかけて徐々に大きくなります。

もともと良性の脂肪腫であったものが、長い年月の間に悪性になることがあり(肉腫と呼ばれます)特に下肢の硬く大きなできもの(5cmを超えるようなもの)には注意が必要です。当クリニックでは発見次第切除することをお勧めいたします。その理由は、切除する時期が早ければ早いほど、術後の傷跡も小さく済み、なにより良性のうちにとりきることが重要であるからです。

術後は当日からシャワーが可能で、2日後からは創部を濡らしても大丈夫です。おでこの場合は抜糸が不要です。おでこ以外の部位では7~10日目に抜糸が必要となります。保険適用となります。

術後の注意点

  • 術後の注意点としては、腫れ、出血、感染、再発、肥厚性瘢痕などが挙げられます。
  • 術後に起こりうる上記リスクに関しまして、形成外科専門医が責任を持って対応いたします。


料金表






 

診療のご案内Medical Care

治療法から探す